美味しいリンゴは、真っ赤なリンゴ!と思いがちです。白雪姫もそれで毒リンゴを手にしてしまったのでは?…とこれは冗談ですが、美味しいリンゴを見分けるべきポイントはお尻の色です。
『美味しいリンゴはお尻をみよ!』と、聞いたことがあるのではないでしょうか?リンゴ全体が真っ赤で美味しそうでも、ひっくり返してお尻がまだ緑色のものは、酸っぱいそうです。目指す色は黄色です。青リンゴでも赤リンゴでもお尻が黄色の物を選ぶと美味しいリンゴを選べますよ♪
リンゴはバナナのように置いておいても甘くなること(=追熟)はありません。木になっている状態で美味しくなる果物(樹上完熟)なので、お尻が緑色で未熟な状態で収穫されてしまうと、置いておいても残念ながら後で甘くなることはないのです。ただリンゴ自身が出すエチレンガスの働きで、酸味が抜けたり、食感が柔らかくはなります。シャキシャキ感がなくなり、私の住んでいる地域ではこのような柔らかくなったリンゴを『ぶかりんご』などと言ったりしますが、これは完全に方言ですね~笑
リンゴのお尻以外にも食べ頃だよ~♪と教えてくれるものに、天然ワックスがあります。お店にならんでいるリンゴがピカピカして、油がぬられたようになっているのを見たことはありませんか?実際触ってみても、ベタったとした感じがするかと思いますが、これも美味しいサインになるので、見分けるポイントになります。
リンゴ自身が出している成分で、リノール酸やオレイン酸(=オリーブオイルなどに多く含まれる体に良い脂肪酸)です。リンゴが熟してくると、リンゴの中でこれらの成分が作られ、それが皮の表面にもともとある固形ワックス成分を溶かすため、表面がピカピカになるそうです。これら天然のワックスは、水分が抜けて乾燥するのを防いだり、逆に雨や細菌が入ってくるのを防いたり、自分を保護するために持っている素晴らしい仕組みです。
あと天然ワックスと役目は一緒ですが、ピカピカではなく表面に白い粉がついたようなリンゴを見たことがありませんか?この白い粉の正体はブルーム(果粉:かふん)と呼ばれるもので、これも体に害はなく、リンゴ自身が保護するために出しているものです。こちらには紫外線から身を守るという日焼け止めのような役目もあるようです。このブルームはすぐとれてしまうので、人の手で何度も触れたり、収穫後に時間が経ち乾燥が進むと消えていってしまうので、白い粉がついたようなリンゴは新鮮な証拠と言えるでしょう。「農薬かな?」と不安にならず、新鮮で元気なリンゴなので、ぜひ選んであげてくださいね♪

コメント